ビフォーアフター

雨晒しで錆びやすい鉄骨階段

川口市鉄骨階段塗装工事、前回も当社で塗り替え工事を行なっていたので
この鉄骨階段の状況は把握済みです。
前回は念入りに工事を行なったはずなのですが、サビの発生はおきていました。
原因は雨風が直接受けてしまう環境なので仕方ないのですが
対策としては早めの塗り替えをするしかないと思われます。
これを放置してしまうと、鉄骨階段の耐久性なくなるほどサビで腐ってしまう可能性あります。
ということは、階段を使用する人への替えがの危険性が指摘されます。

さびが出てしまったところはケレン作業で落とします

湿気や雨水が溜まりやすいところは、やはり錆びがつきやすところです。

＊踊り場のコーキング部分
＊踊り場裏側

錆びはケレン作業にて徹底して落とさなければなりません。
前回も、そういった塗装プランを立てて工事したのですが
やはり同じところが錆びついてしまいました。

コーキング劣化した部分を新しいコーキングで修繕しました！

踊り場のタイル床と鉄骨階段の取り合いのコーキングが劣化していました。
前回コーキング施工して塗装を被せたのですが
見た目大丈夫そうでも、すでにコーキングが剥がれかけていて雨水が入ってもおかしくない状態でした。
ですので、古いコーキングは完全除去し新しいコーキングを充填。
「打ち替え」によるコーキング処理をしなければ、早い周期で錆びの発生、塗膜剥離を招くことになります。

錆止め作業で鉄骨階段を長持ちさせます

錆止め塗装に使用した材料は「１液ワイドさびストップ」です。
ガレージ鉄骨梁塗装に使用したものと同じです。
ストリップ階段なので、表側からと裏側を塗装していきます。
今回は2人作業なので効率よく作業できましたが、1人だと大変な作業です。

見えない裏側をしっかり塗装！

踊り場の裏側は刷毛塗りで細かいところを塗り込んで、
ローラー作業の際もう一度塗り込んでいきます。
錆止め塗装の段階で「これ仕上げ？」って言われるくらいの作業をいつも心がけております！
秋冬は錆止め塗料は必ず一日以上乾かす養生期間を設けます。

作業しづらい手すり部分も準備万端で作業！

錆止め塗装作業の次の日、上塗り作業をしました。
「プレミアムNADシリコン」による上塗り2回作業しました。
鉄骨階段のすぐ隣はお客様の敷地でカーポートがありましたので
布シートで養生し作業しました。
お客様は「気を使わなくていい」と仰いますがそうはいきません！
現在はコロナ禍で、あまりこの鉄骨階段を使わないようなので作業は淡々と進めることができました。

最後は段板を塗装して工事完成！

最後に段板を塗装しました。
お客様には念には念を入れて「階段を使用する予定がない」ことを確認し
段板の塗装作業を行いました。
段板はコンクリートのためシーラーで下塗り、そして上塗り2回を行いました。
これで、鉄骨階段塗り替え工事は完了です。
お客様と奥様にも綺麗な仕上がりに大変満足なされてくださいました！