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室内塗装でお部屋の悩みを全て解決!おすすめ塗料と注意点
【動画で確認「室内塗装でお悩み解決」】
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お住まいの塗り替えというと外壁塗装や屋根塗装、または塀や門扉ということがほとんどですが、もちろん室内、お部屋の中も塗装できます。室内の壁が汚れてきたのでリフォームを考えている、思い切って壁の色を変えてお部屋のイメージを一新したい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お部屋や内装の壁のリフォームというとクロスの張替えが一般的ですが、塗り替えにしかない魅力もあります。さらに、塗料にはお部屋を快適にする様々な機能が付加されているものもありますので、現在のお住まいにお悩みのある方はリフォームの機会に検討されてはいかがでしょうか。
クロス張替えのメリット
現在、内壁がクロス(壁紙)仕上げになっているお住まいが多いと思います。よく使用されているのはビニール製のクロスで、色や表面の凹凸が自由に作りやすく、安価で施工もしやすいので普及しています。
1~2部屋でしたら張替えは1日で完了しますから、お手軽・リーズナブルにリフォームしたい方、また絵柄にこだわりたい方にはおすすめです。キッチン周りなどで油がはねても掃除しやすいことも利点でしょう。
しかしだんだんと日焼けや黄ばみ、手垢などが目立つようになると見映えが悪くなります。ものをぶつけて破れてしまったときなどに部分的な修復が難しいのもデメリットです。
接着剤にはホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)の含有量が少ないものを選びましょう。ホルムアルデヒドの放散量が少ないものにはF☆☆☆☆の表記があります。
塗装のメリット
一方、塗装により室内の壁をリフォームする場合の最大のメリットは、自由度の高さやカラーバリエーションの豊富さでしょう。クロスにはない独特の風合いと温かみから塗装を選ぶ方も増えています。
塗料の色の種類は一般的なクロスよりもたくさん用意されているのでお好きな色を選べますし、壁の面ごとに色を変えるといったことも簡単です。塗り替えで壁の色を変えれば、今よりもお部屋の雰囲気が明るくなることもあります。例えば同じ「白」に見える色でも100種類以上あると言われますから、大胆な色変えをしなくてもより明るいお部屋にイメージチェンジが可能でしょう。
また塗装の方法によっては、ウェザリング(シャビー塗装)でわざとエイジングを施してビンテージ感を出したり、骨材が入った塗料を使ってコテ塗り・櫛引き・刷毛引きといった模様を描いたりなど、既製のクロスとは違った質感を作り出せますので、オリジナリティのあるお洒落なお部屋にもできます。
お部屋のインテリアにこだわりたいという方はもちろんのこと、店舗など商業施設の内装にも大変おすすめです。
それだけでなく、室内塗装は塗料を選ぶことによって様々な機能をお部屋に付加することも出来るのです。
1. 部屋が暗い
室内用高拡散反射塗料でお部屋を明るく
「お部屋が建物の中央にあるため、外に面している壁がない。上には2階の部屋があるから天窓も付けられない。太陽光採光機も考えたが、業者から光ケーブルの引き込みと取り回しが複雑で大工事になると言われた…」
自然光による採光は無理ですが、今まで同じ電灯でもお部屋をかなり明るくすることができます。
室内用高拡散反射塗料なら塗布面の拡散反射率が高くなるので、同じ光量であっても、お部屋が明るくなるのです。
しかも、艶消し塗料なので眩しくなるなんてことはありません。夜型の生活の方、夜間の仕事が多いというオフィスの方、電力消費が少ない電灯に換えれば、光熱費も節約できますのでお勧めです。
室内用高拡散反射塗料なら塗布面の拡散反射率が高くなるので、同じ光量であっても、お部屋が明るくなるのです。
しかも、艶消し塗料なので眩しくなるなんてことはありません。夜型の生活の方、夜間の仕事が多いというオフィスの方、電力消費が少ない電灯に換えれば、光熱費も節約できますのでお勧めです。
日本ペイント「アカルクス」
高拡散反射性能に特化した艶消し塗料。メーカーの比較では、従来の塗料の拡散反射率が88%なのに比べ、「アカルクス」の拡散反射率は90~95%(カラーによる)。室内の照度アップを実現します。
2. 夏は湿気が多くジメジメ、冬は乾燥でカラカラ
調湿機能を持った室内用塗料でお部屋の湿度を快適に
古くから使われている内壁に使われている漆喰や珪藻土は湿気が多いときには吸湿し、少ないときには放出するといった調湿機能があることを知られています。
現在では漆喰や珪藻土が配合されており、調湿機能がある内装用塗料が流通しています。
また、これらが配合されていなくても、調湿機能を持つ内装用塗料も存在します。もちろん、同様のクロスも存在しますから、好みに任せて選びましょう。
現在では漆喰や珪藻土が配合されており、調湿機能がある内装用塗料が流通しています。
また、これらが配合されていなくても、調湿機能を持つ内装用塗料も存在します。もちろん、同様のクロスも存在しますから、好みに任せて選びましょう。
エスケー化研「SK調湿ウォール」
天然素材の珪藻土を配合し、日本の伝統的な土塗壁のような風合いの内装用仕上塗材です。吸放湿機能により室内の湿度を一定に保ち、結露やカビの発生も抑制します。
3. ペットやタバコの臭いが気になる
消臭機能を持った室内用塗料で嫌な臭いを抑える
消臭機能を持った室内用塗料はさまざまなものが発売されています。臭いを吸着するもの、光触媒で分解するもの、金属イオンを利用したものと実にさまざまです。
お部屋の臭い、お部屋だけなら良いのですが、洗濯物を部屋干した時に移ってしまうこともあります。
また、逆に洗濯物の柔軟剤の匂いがお部屋に移ってしまって、何とも変な臭いになることもあります。
ペットのいるご家庭、愛煙家にとってはぜひともあった方が良い機能です。こちらも同様の機能を持った壁紙が存在します。
お部屋の臭い、お部屋だけなら良いのですが、洗濯物を部屋干した時に移ってしまうこともあります。
また、逆に洗濯物の柔軟剤の匂いがお部屋に移ってしまって、何とも変な臭いになることもあります。
ペットのいるご家庭、愛煙家にとってはぜひともあった方が良い機能です。こちらも同様の機能を持った壁紙が存在します。
4. 有害物質の吸着除去やウイルスや細菌の増殖を抑制
室内用塗料の中にはシックハウス症候群の原因となる揮発性有機化合物(VOC)の一種、ホルムアルデヒドを吸着、分解し、無害化するものもあります。また、食中毒の原因となる大腸菌・黄色ブドウ球菌・MRSAの増殖を抑制するものもあります。
塗膜表面に付着したウィルスや雑菌を抑制できるものもあるので、抗ウィルス・抗菌が叫ばれる時代には是非ともほしい機能です。
VOC ― Volatile Organic Compounds
塗料から接着剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、ベンゼン、フロン類、ジクロロメタンのこと。シックハウス症候群や化学物質過敏症と言われている他、光化学オキシダントと浮遊粒子状物質とされている。
MRSA ― Methicillin-resistant Staphylococcus aureus
抗生物質のメチシリンに対し、耐性を持つ黄色ブドウ球菌のこと。常在菌である一般的な黄色ブドウ球菌と特徴は同じで、免疫力が低下しない限り、感染することはない。
しかし、発症してしまうと抗生物質が効かないため、治療が難しく、重症化することもある。
日本ペイント「PROTECTONインテリアウォールVK-200」
光触媒の化学反応により、照明の弱い光でも、付着したウィルスや菌を99.9%抑制する機能を持っています。またVOCの放出がほとんどなく、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒドを科学吸着・除去できます。
ブライトン株式会社「エラストコート」
調湿性能に優れており、マットな質感が特徴。元々が珪藻土の壁にも塗ることが可能です。水性で施工中の臭いがほとんど気にならず、内壁や室内天井にも使用可能です。
エスケー化研「セラミフレッシュIN」
手垢や飛んでしまった食べ物の染み込みを防ぎ、表面に付着した汚れが落としやすくなる塗料です。抗菌性・防カビ性にも優れ、衛生的なお部屋を維持します。
室内塗装には必ずF☆☆☆☆(Fフォースター)の塗料を使いましょう
前述のシックハウス症候群の症状は倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などで、その原因となるのがホルムアルデヒドです。アルファベットの「F」に星「☆」は建材のホルムアルデヒドの放散量を示す指標で、星の数が多いほど放散量が少ないことを示しています。
改正建築基準法によりF☆☆☆以下は使用面積に制限がありますが、F☆☆☆☆はございません。一般的な業者ならば、屋内の塗装にはF☆☆☆☆の塗料を使うことが普通です。
DIYで室内の塗装や家具の塗装をする方は必ずF☆☆☆☆の塗料を使用してください。
病院や幼稚園、ホテルでも屋内や室内の塗り替えは行われています
これまでの塗料には揮発性有機化合物(VOC)とその一部であるホルムアルデヒドなどが含まれていました。しかし、現在ではほとんどの内装用塗料でVOCの放出量は最低限に抑えられ、そのような塗料は病院や幼稚園、ホテルなどの屋内・室内の塗り替えにも使用されており、安全性も確認されています。
塗料の安全性について気になることがございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください。
木目を活かせる浸透性塗料・クリア塗装
天井や柱など、木材の素地をそのまま活かしている建材がある場合は、塗料で塗りつぶしてしまうのはもったいないですね。浸透性塗料なら表面に膜を作らず浸透することで、木目を活かしたまま木材の劣化を防ぎます。出来るだけ水性の塗料を選ぶよう注意しましょう。
また表面に透明の塗膜を作ることでツルツルとした触感になるクリア塗装という方法もあります。
磁石がくっつくマグネット塗料
鉄粉が混ぜ込まれていて、塗布した部分に磁石がくっつくようになるマグネット塗料と呼ばれるものです。メモやポスターなどを貼って使いたい壁面に便利ですね。下塗り材なので上から好きな色の塗料で仕上げることができます。
壁が黒板やホワイトボードのようになる塗料
塗った面が黒板のような質感になったり、ホワイトボードとして使えるようになる塗料もあります。特にカフェなどの店舗内装に人気ですが、お子様のお部屋に使用しても喜ばれるかもしれません。
室内に塗装しても臭いは大丈夫?
塗料には強い臭いがあり身体に悪いというイメージがあり、お部屋の中という狭い空間で塗料を使用することに心配があるという方も多いと思います。
そういった臭いの元はVOCの含有と強く関係しており、現在販売されている室内用塗料の多くはVOCが少ないので、臭いも抑えられているのです。不安な方は、水性塗料で且つ「低臭気」といった表記があるものを選ぶと安心です。
そういった臭いの元はVOCの含有と強く関係しており、現在販売されている室内用塗料の多くはVOCが少ないので、臭いも抑えられているのです。不安な方は、水性塗料で且つ「低臭気」といった表記があるものを選ぶと安心です。
しかし全くの無臭というわけではなく、身体に害は無くても独特の臭いは避けられないこともあります。臭いは2~3日のうちに気にならなくなりますが、なるべく換気をするよう心掛けると良いでしょう。
施工日数はどれくらい?
塗り替える面積にもより1日で終わる場合もありますが、基本的には以下の工程が必要になり、数日かかることがあります。
「既存の壁紙剥がし」…
現在クロス貼りで、撤去する場合には全て剥がします。(クロスの上から塗装できる塗料もあります。)
「下地調整」…
クロスの残りや汚れなどを落とし、塗料がしっかり密着するよう下地を整えます。特に石膏ボードの場合、パテなども使い平滑にします。
「養生」…
塗らない面に塗料が付着しないよう、ビニールやマスカーで覆います。
「下塗り」「中塗り」「上塗り」…
下塗り材を1回、その上に2回塗りで仕上げます。一度塗った後、最低でも3~6時間ほどは乾燥させないと次の塗料を塗り重ねることはできません。
「点検・完工」…
乾燥・点検後、養生を撤去し完工です。
施工中、塗料が完全に乾くまではうっかり触ったりもできないため、少々不便を強いられることになりますがご了承ください。
室内塗装はDIYでも出来る?
ホームセンターやネットショップなどで様々な塗料や道具が手に入るので、お部屋の壁だけなら自分で塗装してみようという方も多く、実際にその手作りの味わいを楽しむ方もいらっしゃいます。しかし慣れていない方が塗装をした場合、下地処理が上手く出来ていなかったり、充分に乾燥させず重ね塗りを行ったりすることで、数年で剥がれてしまう等の不具合が起こる可能性もあります。
綺麗に仕上げたいなら、やはりプロに任せるのが安心でしょう。
塗装リフォーム後に、汚れや小さな傷をタッチアップする、部分的に絵や模様を描く、等であればDIYでもおすすめできます。
バルコニーからの雨漏りで室内に大きな雨染みができてしまいました。バルコニーの防水工事が終わり、これで雨漏りすることはなくなりました。しかし、室内に雨染みを残したままでは片手落ちですよね。というわけで、雨染みのある天井を塗り替えて綺麗にします。
雨漏りによって天井に大きな染みができてしまいました。青空の雲を眺めて何に似ているかを想像するのは楽しいものですが、天井の雨染みでそれを行っても、ちっとも楽しくありません。ちなみにこれらの雨染み跡は楓などの木の葉とどこかの大陸に似ています。
天井の張替えなども候補に挙がりましたが、この2箇所だけでは勿体無いですよね。クロスの張替えも検討されましたが、接着しにくい建材ということで天井の塗り替えになりました。
塗装前に天井に設置されている照明なども取り外します。さらに天井の状態を確認し、清掃を行ったり、下地の調整をします。その後、室内養生をしていきます。
ご覧ください。天井に設置されている照明などは取り外しましたが、棚の上に物を置いたままです。お部屋に物をおいたままで施工することができます。これは楽ですね。
ビニールで覆って養生してしまったため、見えにくくなっていますが、いかがでしょうか。床はカーペットを敷いたままですし、机や棚もそのままの位置です。養生を取ればすぐ生活できます。
家具もほぼ、そのまま位置ですし、壁にも写真などがかけられたままです。これで家具、壁と床全体への養生が完了しました。室内のため、ビニールの建てるカサカサという音が気になるかもしれませんが、工事完了までお許しください。
今回は水性エコエースとエコフラットを使用しました。どちらも室内塗装用に作られた低VOC塗料で、臭いも極めて少ないのが特徴です。DIYで室内を塗り替えをお考えの方は必ず室内向けの塗料をお使いください。
まずは雨染みの部分を塗り、隠蔽性(塗料で覆い隠せるかどうか)を確かめます。よく見るとまだ染みが確認できます。重ね塗りをすれば雨染みがあったことなど分からなくなるのでご安心ください。
ご覧のように長い柄のついたローラーで塗布していきます。塗料を浸けすぎると垂れてしまい、無駄になってしまうので気をつけて塗っていきます。
雨染みの部分を充分に隠蔽できたことを確認しました。当然のことながら、塗っている最中はまだ乾いていません。稀に、乾いたら染みが隠蔽できていなかったというケースも起こりえるので確認は何度も行います。
塗りを数回、重ねて完成しました。雨染みがどこにあったか思い出すことも難しいくらい綺麗になりました。やはり、雨染みがある天井とない天井では気分も違いますね。
すっかり綺麗になった天井を見たお施主様からも感謝の言葉をいただきました。こちらこそ、ありがとうございます。天井が新品同然です。
養生を撤去したら、照明器具を元に戻します。天井が白く、明るくなったので、その分、明るく感じるのではないでしょうか。慣れるまでちょっとお時間がかかるかもしれません。
照明器具の点灯に問題がないかどうかを確認し終わりましたら、竣工です。防水工事を行った部分も含めて、点検に訪れますので、これからもよろしくお願い致します。
日常の中で多くの時間を過ごすお部屋。出来るだけ快適に過ごしたいですよね。雨染みがあったままでは気分も暗くなりますし、逆にご自身の好きなデザインや色にできるなら毎日も楽しくなることでしょう。街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装だけでなく、室内のリフォームも承っております。お部屋の塗装の他、クロス(壁紙)や天井・床の張替えもご相談ください。
経年で汚れてしまった、壁にキズを付けてしまった、雨漏りによりシミの出来た天井やクロスの剥がれを補修したい等のお悩み、また店舗やビルの改装についても街の外壁塗装やさんまでお問合せください。
室内や建物全体の状態を点検・確認し、ご希望を伺ったうえで最適なプランをご提案いたします。
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