街の外壁塗装やさん草加店
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毎日天気予報をチェックする毎日で、塗装工事も中々進まない嫌な時期です。
本当に頭が痛い話です。
近年稀に見る日照不足と高い湿度、工期がないからといって無理に工事を進めると
欠陥工事になってしまいます。
本当に頭が痛い話です(2回目)
今回は梅雨に限らず塗装条件による塗装欠陥についてまとめてみました。
1気温
まず気温が高いと塗膜の乾燥、硬化が早くなります。
塗料というのは表面硬化、内面硬化の二種類あります。
表面だけ急速に乾いて内面が乾いてない状態だと塗膜のバランスが悪くなりひび割れをおこします。
塗料というのは硬化すると引っ張り合うので、表面が先に乾いて後から内面が乾くと表面を引っ張ることになります。
気温が低いとどうなるか?
乾燥、効果が遅いと分子と分子のくっつきが遅いため変色やムラを生じやすくなります。
また梅雨時のような下地が湿気を持ってる場合も非塗装面と塗装面の密着が弱まるのは当然です。
2日差しが強い場合
去年のような日差しが強く、雨も降らない環境だと
壁の変色、光沢低下、チョーキング化が早まります。
紫外線が塗膜の分子を破壊してしまって塗膜を粉状にしてしまうのがチョーキングです。
3強風
強風も塗装条件として重大な要因でもあります。
まずどんなに養生しても飛散するリスクが高いため工事できません。
強風による急速乾燥は強固な塗膜を作ることできなのでダメ。
また強風は黄砂、塩害(台風が海水の塩を含んで来るため)を運んで来るためこれもダメ。
塗装工事に適した天候の条件というのは案外厳しくて工事するのも大変だと
今書きながらしみじみ感じました。
しかしながら、その天候に適した材料の選定も今は塗料の製品もよくなり種類もたくさんあるので
そんなところでカバーをしてます。
あとは念密な工事プラン。
夏の暑い時期は午前中西、南面の壁を進めて
午後から東、北面を進めるのも工夫の1つでもあります。
冬は真逆になりますし、それなりに知恵を絞って仕事をしてます。
真冬の室内塗装では、乾燥して静電気が起こりやすく塗装面にホコリなどが付着しやいので
完全に締め切って無風状態を作り、少しばかり湿度を高めることもします。
まとめてみると、まだまだ塗装条件について色々書くことが多くて
しみじみペンキ屋さんも大変だなと思いました(笑)
良質な塗り替え工事するためにも、早く梅雨明けると願うばかりです。