街の外壁塗装やさん草加店
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たまにお客様から「ペンキはたっぷり分厚く塗ってくれ」なんて言われたりします。
分厚く塗ればなんとなく丈夫で長持ちしそうな感じはしますね。
私もこの仕事始める前まではそう思ってました。
でもそれは間違いでした!
1仕上がりが綺麗にあがらない!
そもそもメーカーの指示の希釈は絶対です。守らなければ保証もできないことになります。
それよりもなにも、希釈なしでの塗料はドロドロして塗りづらく乾きも悪い。
乾きも悪いとペンキが垂れてきます。
2塗膜の機能性が発揮できない!
塗料というのは非塗装面と接すると構成する分子がくっつきあおうとして引っ張り合います。
塗膜が厚ければ厚いほどその引っ張る力が大きすぎて、塗膜が硬化するとひび割れの原因になったりします。
小学校の授業で画用紙に絵を描いて、描けば描くほど画用紙が丸くなるって記憶にありませんか?
これは塗り重ねた絵の具の塗料が乾いて画用紙を引っ張っているからなんです。
塗り替えに例えると、厚塗りした塗膜は壁を引っ張りますが結果的に壁は動きません。
そうするとサイディングのコーキング目地(塗装面が柔らかいところ)などにヒビが入りやすいのです。
なので「塗装工事の厚塗りは厳禁」」なのです!
もちろん「メーカーの希釈率無視して薄塗りも厳禁」です!
塗装工事の基本は「塗料の機能性を発揮させる」ことにあります。
塗ることは誰でもできますが、プロとしては最低この意識だけは常に持っていたいものです!